塗装工事における下地処理とは
2021/10/21
塗装工事において、下地処理を行う事は大変重要な作業となります。
今回は下地処理についてお話ししていきたいと思います。
下地処理とは
塗装工事をする場合、下地処理を行います。
下地処理とは、塗装する部分の下地面の汚れを落としたり、劣化した部分を処理し、塗料がしっかりと付着するようにする事です。
下地処理をするメリット
塗装をする前に下地処理を行う事で、仕上がりが全く違ったものになります。
下地面は目で見る分には平滑に見えても、実際にはデコボコしていたりします。
また、劣化してひび割れなどしている状態では、いくら塗装を上塗りしても仕上がりは良くありません。
さらに汚れがついていると、塗装の付着も悪くなり、耐久性に欠けるでしょう。
下地処理の方法
下地処理を行うには大きく2つの工程を行います。
洗浄、そして補修を行ってから塗装工事の流れとなります。
洗浄
洗浄は塗装する面の汚れを落とします。
下地の素材にもよりますが、高圧洗浄が効果的です。
この作業を行なわなければ塗装の付着の仕方に違いが出て、塗装の耐久性に影響します。
補修
洗浄の後に補修作業を行なっていきます。
補修作業とは、サビた部分を削り取ったり、ひび割れした部分をパテで埋めたりし、出来る限り平滑にしていきます。
しっかりと補修する事で、最終的な仕上がりを良くする事ができます。
まとめ
塗装とは、ただ塗料を塗るだけではありません。
プロの仕事になると、下地をしっかりと処理してから塗装作業を行ないます。
仕上がりや耐久性を考えて作業を行う事がプロの仕事と言えます。