玉吹き塗装とは

2021/10/25

塗装の種類として玉吹き塗装というものがあります。
凸凹とした見た目が特徴的な玉吹き塗装ですが、今回は玉吹き塗装の仕方やメリット・デメリットについてお話しします。

玉吹き塗装とは文字通り、塗装をする際に玉状になった塗料を吹きかけ、凸凹とした立体的な塗装をする事をいいます。
デザイン性もあるため、住宅の外壁などに使われることが多いでしょう。

玉吹き塗装をするには、まず塗装する面の下地塗料を塗っていきます。
その後、玉吹き塗装専用のエアガンを使って塗装します。
エアガンの口径によって模様やサイズが違ってきます。

玉吹き塗装を行うのには、デザイン性以外にもメリットがあります。
玉吹き塗装は、雨風や紫外線からのダメージを減らしてくれるという効果がある為、外壁の強度を上げてくれます。
さらにデザイン上、汚れが付きにくいというのも特徴です。
ただの模様というわけでは無く、意味のある塗装です。

玉吹き塗装のデメリットとして、塗装するのに手間と時間がかかってしまいます。
吹き付けて塗装するため、しっかりと養生しておかなければ、きれいに仕上げることができません。
時間をかけて丁寧に準備をしなければなりません。
さらに技術も必要となるので、塗装職人によって仕上がりに差が出る可能性もあります。

玉吹き塗装とは、デザイン性だけではなく、強度を上げる効果もあり耐久性も期待できるものです。
プロの技術を駆使して、見栄えの良い玉吹き塗装をしてみるのも良いでしょう。