塗装と湿度の関係とは?
2024/06/05
塗装を行うにあたって、湿度はかなりの影響を及ぼすとされています。
そこで今回は、塗装と湿度の関係について見てみましょう。
塗装工事に影響を及ぼす湿度
湿度は、塗装工事にさまざまな影響を及ぼします。
塗料の乾燥に時間がかかる
湿度が高いと、どうしても塗料が乾燥しにくくなります。
外壁塗装は下塗りと中塗り、そして上塗りの3回にわたって塗装を重ねていきますが、いずれもしっかりと乾いてからでないと塗料が密着しません。
一般的に湿度が85%以上になると、塗装が乾燥するまでにかなりの時間が必要になり、なかなか次の工程に進めないのが難点です。
結露が発生する恐れがある
湿度が高いと、それだけ大気中に多くの水分が含まれます。
そのため、塗装した部分の塗料が乾燥するまでの間に、結露が生じる恐れがあるのです。
まだ完全に乾ききっていない塗料に結露が生じると、結露が塗料の中にしみこんでいってしまいます。
結露は部分的に発生しますので、全体の塗装が美しく仕上がらなくなります。
塗装業界では、こうした塗料にもたらす弊害を「かぶり現象」と呼んでおり、湿度が高い時の工事はできるだけ避けたい大きな要因です。
まとめ
塗装工事をするにあたって、湿度は塗装職人を大いに悩ませます。
塗装を塗り直す際は、湿度を考慮して施工時期を考えることが重要ですね。
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