塗装を進めていく上で発生してしまうちぢみについて
2022/08/01
塗装のトラブルとしてよく挙げられるのが「ちぢみ」です。
経験したことがある方もいらっしゃると思います。
ここではちぢみの原因や対策、処置を説明します。
ちぢみとは
古い塗膜や下に塗った塗料が上に塗られた塗料に含まれる溶剤によって縮んだり浮かび上がったりするトラブルを「ちぢみ」と呼びます。
つまり、1回塗りの場合にちぢみは発生しません。
ちぢみの原因
原因はいくつか考えられますがその中でも代表的なものを挙げます。
・上に塗られた塗料に含まれる溶剤が強い・下に塗った塗料が完全に乾燥していなかった
・違う種類の塗料の組み合わせになっている 具体的にトルエンやキシレンなどの溶剤はちぢみが発生しやすいです。
ちぢみが起きないための対策
・下に塗った塗料を完全に乾燥させる
・ちぢみがおきない塗料を使用する
・塗料の組み合わせに注意する
ちぢみが起きた際の処置
軽いちぢみ場合は塗料を薄く塗り重ねて溶剤の浸透を抑えます。
ちぢみがひどい場合は完全に剥離し再び塗装します。
まとめ
以上のように塗装業務を進めるうえでちぢみが発生してしまうことがあり、見た目は簡単そうな作業でも技術が必要になります。
弊社には知識が豊富な現場スタッフが揃っており、未経験者でも先輩の手厚い指導の下、塗装技術の向上が望めます。
現在弊社は正社員の現場スタッフを募集しています。
求人エリアとしては本庄市から車で30分程度の方をターゲットと考えており、塗装業に興味のある方はご応募ください。